魯迅

魯迅 
1881年 - 1936年
本名:周樹人(しゅうじゅじん)。紹興出身。清国の役人を務める家に生まれた。1902年(明治35年)、20歳の時、嘉納治五郎が開いた東京の弘文学院に留学。

1904年(明治37年)、仙台医学専門学校に入学し藤野厳九郎教授の指導を受けた。1906年(明治39年)、医学で母国を救えないことを悟り退学。実弟周作人ら仲間たちと共に東京文京区の夏目漱石の旧宅を借りて文学研究に専念し、数多くの作品を中国語に翻訳した。

1909年(明治42年)、帰国して郷里で教師になり、翻訳活動を続けた。1912年中華民国政府が成立し、北京に移り住んで教育部に就職。1918年には雑誌「新青年」に小説『狂人日記』を魯迅の名義で発表し、38歳にして文壇デビューを果たす。1919年中国で起きた「五四愛国運動」以降の社会思想に強い影響を与えた。

1927年上海の日本人街「虹口」に移り、内山書店の店主内山完造らと交流する。魯迅は内山の紹介で武者小路実篤や横光利一など日本出身の文学者と面会した。1936年、55歳で死去。


仙台魯迅研究会

本会は、仙台における魯迅の記録調査のほか、研究者のネットワーク化、研究資料の整理と保存、学習会の開催などの活動を行っています。
  1. ≪外部リンク≫
  1. WEBシステム: 瑞京合同会社
ページトップに戻る

HOMEイベント情報団体情報会員募集