第12回 例会

第12回 仙台魯迅研究会 例会

2023年3月18日(土)

今回の魯迅学習会は３月１８日（土）に仙台文学館で行われました。参加者は、車田敦氏、佐藤弘康氏、萩原富夫氏、佐藤信之氏、王宇峰氏の５名の魯迅研究会のメンバーの他に、紹興から尚絅学院大学に交換留学に来ている劉靖昊氏、名古屋から仙台に旅行に来ていた岡田紘幸氏の合わせて７名でした。
仙台文学館では、魯迅に関する資料が数点展示されていました。当会の前身仙台における魯迅の記録を調べる会が５０年近く前に調査した当時の仙台医学専門学校の周辺地図が展示されており、仙台魯迅記念碑に郭沫若が揮毫した「魯迅之碑」の書も公開されていました。
仙台文学館初代館長を務めた著名脚本家の井上ひさし氏（1934年～2010年）は、魯迅を題材にした舞台脚本「シャンハイムーン」を発表しており、魯迅について研究した人物として知られています。今回の学習会では、井上ひさし氏の脚本家としての歩みも学びました。
なお、年間通して６種類の学習会に参加した方に贈られる「仙台魯迅学」の受講修了証について、萩原富夫氏、王宇峰氏の２名に贈呈しました。

２０２２年度 第６回 魯迅学習会を３月１８日（土）午前２時に仙台文学館で開催します。
魯迅の仙台留学時代に活躍していた仙台ゆかりの文学者について学びます。
同館には、魯迅に関する展示品も数点あります。

２０２２年度 第６回 魯迅学習会
日時 ：２０２３年 ３月１８日（土）午後２時 ～ ３時半
場所：仙台文学館（午後２時ロビー集合）
参加費：１０００円（入館料込み）
※ 年会費を支払っている一般会員は５００円です


台原駅から散歩しながら文学館に向う方は、午後１時まで駅改札口に動きやすい格好で集合してください。山道を約20分ゆっくり歩きます。


会場：仙台文学館 
仙台市青葉区北根２丁目７−１